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【セールスライティング】AIDCASとは?意味や使い方、事例の紹介!【知らないと損】

2020 11/04
【セールスライティング】AIDCASとは?意味や使い方、事例の紹介!【知らないと損】

この記事は、
「AIDCASの意味は何なの?」
「AIDCASを使ったライティングがしたい!」
という方向けの記事です。

AIDCAS(アイドカス)とは、消費者が行動を起こす時の心理プロセスに沿った、ライティングの型の1つです。

今回は、
・AIDCASのそれぞれの意味
・AIDCASの使い方
・AIDCASを使ったライティングの事例
について紹介します。

目次

AIDCASの意味は?

AIDCAS 意味

AIDCASは、それぞれの単語の頭文字を取ってAIDCASとなっています。

Attention:注意
Interest:興味
Desire:欲求
Conviction:確信
Action:行動
Satisfaction:満足

AIDCASとは、人が物を買う心理ステップを順にしたもので、
A→I→D→C→A→Sの順に気持ちが変化していきます。
そのファーストステップが「注意(Attention)」となっています。

これだけだとよくわからないので、事例で考えてみます。

例えば、RIZAPのCMが一時期すごい流行りましたよね。
「結果にコミットする」というフレーズも記憶に残った人も多いんじゃないでしょうか。

世の中には、「痩せたいけどダイエットが続かない」という人は大勢いると思いますが、
その人達にまずは、「RIZAP」というものを知ってもらわないといけません。

そして、RIZAPに興味を持ってもらって、最終的に入会までしてもらう必要があります。

その最初のステップの「RIZAPのことを知らない」→「RIZAPを知っている」という状態を作り出すのが、
「Attention(注意)」で、テレビCMがきっかけで多くの人に知ってもらうことができました。

そして、「結果にコミットする」というフレーズで、今までダイエットに失敗してきた人が、
「RIZAPならもしかしたら痩せられるかも」という心理状態になり、最初のAttentionをクリアしていったという感じです。

次にInterest(興味)ですが、テレビCMをみた人がRIZAPのサイトを見に行くことにより、
サービスの内容や料金、近くに店舗があるかなどの情報から、よりRIZAPに興味を持っていきます。

次にDesire(欲求)、Comviction(確信)は、実際に来店してスタッフから話を聞いてみたりして、
RIZAPなら痩せられるとか、入会したいと思うようになります。

そして、Action(行動)で入会し、痩せることによってSatisfaction(満足)となります。

この一連の流れがAIDCASです。

AIDCASの使い方

AIDCAS 使い方

AIDCASの使い方ですが、大きく分けて2つに分かれます。

・様々なマーケティング施策を組み合わせる
・セールスライティング

「様々なマーケティング施策を組み合わせる」は、先ほどのRIZAPの事例の様なパターンです。
・テレビCMを流して多くの人に知ってもらう Attention(注意)
・期間限定で入会費無料のキャンペーンを実施して、Desire(欲求)に訴える
・友達紹介でお得な特典がもらえる
など、様々なマーケティング施策を組み合わせて成果を作っていくパターンです。

もう1つの「セールスライティング」は、セールスレターの構成をAIDCASにすることで、
成約率を高めるというものです。
セールスレターに落とし込むと、下記になります。

AIDCAS 使い方

セールスレターの冒頭は、ターゲットを引きつけるキャッチコピーを用意して、相手を引きつけます。この部分がAttentionです。
買い手側の視点に立って、ターゲットの悩みに刺さるキャッチコピーが不可欠です。

キャッチコピーを読んだターゲットは、「何で?本当にそうなの?どういうこと?」という心理状態なので、
Interest以降のパートで、そのキャッチコピーが正しいと思わせる、理由や根拠を並べていきます。

この理由や根拠を読んでいくことで、
「なるほどな」と感じ、注目→興味→欲求という心理状態に移っていきます。

Conviction(確信)に変わる部分で有効なのが、「利用者の声」です。
いわゆる口コミやレビューのことです。

利用者の声は購入を迷っているターゲットの背中を押すことに非常に有効なので、
是非書きましょう。

AIDCASを使ったライティングの事例

実際にAIDCA(S)を使ったセールスレターを紹介します。

日本を代表するマーケッターの神田昌典さんのセールスレターです。
→https://km.almacreations.jp/kanzen

キャッチコピーの部分は、「神田昌典さんの20年以上のノウハウを2ヶ月でマスターする」
というものです。
この部分がAttention(注意)となります。

その次の3大特長がInterest(興味)の部分で、
キャッチーな特徴を打ち出すことでさらに読み進めてもらう工夫がされてます。

それ以降はDesire(欲求)の部分になっていて、
・マーケティングの知識を身につけるのには、膨大な知識と時間が必要→それを2ヶ月で
・利用者の声
・講座内容と費用
・特典
・全額返金保証
と言った様々な角度から訴求することで、読んだ人が欲しくなる様な文章で書かれています。

厳密にAIDCASに沿って書かないといけないというわけでは無く、途中に申し込みボタンが何回か出てきています。
途中まで読んで欲しくなった人は、最後まで読まなくても購入につながるので、Action(行動)の部分は途中に持ってきたりするのもOKです。

AIDCASの事例を紹介しましたが、一度AIDCASの一連の流れを理解したら、
セールスレターを読み込んでいくと、どのような構成で書かれているかが理解しやすくなります。

【結論】セールスライティングの方を学びましょう

AIDCASの意味や使い方について簡単に紹介しましたが、
手っ取り早く学ぶには、セールスライティングの本を読む→様々なセールスレターを読む
という流れが最速かなと思っています。

というわけで僕が実際に読んで、すごく勉強になった本を紹介します。

売るための広告知識が身につく:セールスライティング・ハンドブック

 

セールスライティングだけじゃなく、売るための広告知識が身につきます。
ライティングスキルを全般的に学びたい方におすすめです。

セールスレターのライティングスキルが身につく本

 

日本のSEO界で有名なバズ部の本です。
商品紹介ページでセールスライティングする際の型が紹介されており、とても参考になります。
セールスライティングに特化して学びたい方におすすめです。

というわけで、今回は以上です。
AIDCASとは何なのかを解説してみました。記事が参考になりましたら幸いです。

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